北海道の桜開花はGWから!人気観光都市函館のお花見スポット5選
5月に入ると一番最初に道南の函館から桜が咲き始めます。函館の桜スポットをご紹介致します!
世界でも珍しい星型の桜!「特別史跡五稜郭跡」!
【観光スポット名称】
特別史跡五稜郭跡
【所在地】
北海道函館市五稜郭町44
【オススメポイント】
星型要塞五稜郭。ちょうどGWの頃は、その堀の周りを1600本のソメイヨシノが一斉に花を咲かせます。
世界でも星型の桜が見られるのはここだけ。見どころは3つです。五稜郭タワーに上り、上からの桜を見ること。
堀の周りをぐるりと歩きながら下からの桜を見ること。そしてもう一つは4年の歳月を経て140年ぶりに再建した「箱館奉行所」の中に入り、
縁側から庭の向こうに見える桜を見ることです。タワーへの展望料金は840円。奉行所の入館料は500円です。
桜のアーチが美しい人気スポット「桜ヶ丘通の桜並木」
【観光スポット名称】
桜ヶ丘通の桜並木
【所在地】
函館市松陰町(番地はありません)
【ホームページ】
http://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/04/post-165.html
【オススメポイント】
閑静な住宅地に約800mに渡り100本の桜が重なり合い美しいアーチを作り出します。名前もそのまま「桜ヶ丘通の桜並木」。
普通の道路のため車は止められませんのでご注意ください。電停「柏木町」から入って、ゆったり散歩しながら堪能するのがおすすめです。
市民賑わう憩いの場!「函館公園」
【観光スポット名称】
函館公園
【所在地】
函館市青柳町17番地
【ホームページ】
http://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/p_hakodate.html
【オススメポイント】
こちらは桜というより、いわゆるお花見会場です。普段は静かなこの公園も、この時期ばかりは露店が出て、夜まで地元の市民が集い賑わいます。
桜を見ながら地元の人と触れ合いたければここは絶好の場!夜は桜もライトアップされてお花見の雰囲気が盛り上がります。
入場料などは特にありません。どなたも入ることができます。
明治に造られた本格派風形式庭園!「香雪園」
【観光スポット名称】
名勝旧岩船氏庭園(香雪園)、見晴公園
【所在地】
函館市見晴町56
【ホームページ】
http://www.hakobura.jp/db/db-fun/2011/04/post-67.html
【オススメポイント】
誰もその名で呼ぶ者はいませんが、正式名称を「名勝旧岩船氏庭園」といいます。市民からは「香雪園」の名で親しまれています。
明治31年頃に造園し始めた本格的「風景式庭園」香雪園は、約4万坪の広い敷地にソメイヨシノをはじめとした種々の桜が500本、みごとな花を咲かせます。
その見どころは、戦後北朝鮮に引き上げる人たちが第二の故郷への思い出にと贈った桜です。その桜は今では広場を囲み、ここで遊ぶ子供達を見守っています。
入園料などはありません。
みごと生き延びた奇跡の桜!「函館八幡宮」
【観光スポット名称】
函館八幡宮
【所在地】
函館市谷地頭町2-5
【ホームページ】
http://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/05/post-38.html
【オススメポイント】
言わずと知れた函館のパワースポット「函館八幡宮」。裏参道では綺麗な桜を見ることができます。
近年、ここに新しい名所ができました。
平成16年9月8日。裏参道にあった桜の木が台風18号により幹の大半を破壊されました。
数日後、残りの部分を切り除こうと行ったところ、小枝に季節はずれの花を咲かせていたのだそうです。季節は秋。
当時ここを訪れた多くの参拝者たちは、この桜を「延命の桜」と名づけました。以来、毎年花を咲かせる桜がここの見どころです。
函館の桜はいかがでしょうか?
激動の江戸・明治期を経て独自に発達した文化を持つ北海道でも異質な街でもある函館。しかしながら、桜の扱いや文化はやはり日本を再考させる新しい価値観を想起させる名所が目白押しです。もしあなたにとって今年が特別な年であるならば、ぜひこの春は、冬の函館だけでなく命芽吹く函館をご堪能下さい!
激動の江戸から明治への歴史の変動の姿を広大な敷地に花開く桜と共にお楽しみ頂けます。